風吹くまにまに

壁にぶち当たってしまうんです

所々夢がちらついて突っ走ってしまうんです

壁にぶち当たってしまうんです

何もかもが信用できなくなるんです

壁にぶち当たってしまうんです

その行き詰まった道を広げて行きたいんです

 

21歳で未だにフリーター

将来なんてなんも見えちゃいない

逆巻く風に煽るだけ煽られて

居た場所から離れ親元を離れ地元を離れ

観た事の無い場所にポツンと立って居て

ここが大都市東京と言うものなのか

俯いて歩く人で覆われた人の群れに

俺もその1人として歩くのか?

なんなら地元なら毎日楽しくやってたわ

此処に来ての地元愛なんて意味を持たず

しけた面はそのまま奥へと歩いて行くけと

 

風吹くまにまに歩いて行く人生なら

俺たちはまだ方向は変われる

風吹くまにまに歩いて生きなさい

俺たちはまだ右向ける左向ける

 

深夜の煜街を徘徊してたら

ビル風に煽られて此処に来た

眠たい目に映る微かな煜が

俺を此処まで導いてくれた

夢に向かう人とこのまま終わる人が

交差して行く様を呆然と観て居た

この世界に生死の境はない

生きるか死ぬかどちらか選べ

 

風吹くまにまに歩いてみせた

俺たちはそんな簡単に終わる魂じゃないと

風吹くまにまに歩み寄ってた

俺たちが諦めた瞬間この歌は消えてしまう

なら歩け

 

いつの間にか日は暮れていた

今日太陽見たのは数回だった

通過して行く駅や風景はどうやら

明日には俺たちを忘れるだろう

それでも歩いて追って着いては過ぎて

何度も何度も俺たちは歩いてみせるぞ

 

風吹くまにまに歩いた場所に

俺たちの求めた場所が見つかった

風吹くまにまに歩き疲れて

俺たちは等々歩く事をやめちまったけど

 

風吹くまにまに歩いて歩んで

風吹くまにまに歩いて歩んで

風吹くまにまに歩いて歩んで

行けよ