生涯一度しか歌わない歌

【前説ポエトリーリーディング

内容(俺…決めたんだ。東京(ココ)に来るって、決心してここまで来たんだ

憧れを抱く少年の心を持ってただ前に進む

東京に来るまでに見世物の様に笑われたけど

そんな奴らを見返すんだ、俺に出来ないことはない、そう言ってくれた憧れの人を追い続けるんだ)

 

夢に向かう少年は言った

「俺はシンガーソングライターになる」って

そんな簡単な事じゃないって

誰もが言うんだけど

俺の夢が叶う日がそろそろ来るんじゃないか?

って思える瞬間は憧れの人のライブに行くこと

ライブは感動を生んだ涙は止まらなかった

なんで客席に居るんだろうな?

心の俺は許さなかった

今の俺も同じ意見だ

俺には音楽しかないと俺には音楽しかないと

夢に向かえる日が来たと改めて感じた21の夜

想像以上に苦しみを味わっても

過去の過ちを繰り返しても

夢はどこにもいかない

だから…今しかないって奮い立たせた

今に見てろよ笑った奴らよ

 

17の秋に性格はガラリと変わった

あの日の屈辱を今も忘れない

夢は富士山より高くエベレストが隣に居た

そんな世界どうやって踏み入れようか

悩みに悩んで0から始めて

失ったものを数えてしまう愚かさが

心の弱さと唄えば

あの日見た風景が今の俺を呼び覚ます

泣き叫んだあの日の夜を

明かして迎えた日の朝を

何事も無かったことに出来ない俺を

息を飲んで生きたあの日を

まだ鮮明に覚えてんだ

俺に残ったのは多分生きた証だ

歌が永遠に聞いてくれるとは思ってないさ

だけど夢を忘れて周りのせいにするのはやめろ

そんな事をしても何も変わらない

踏み出す勇気と羽ばたく勇気を

揃えるのに時間はかかる

現に俺も今までに時間がかかり過ぎたみたいだ

生涯一度きりの歌って縁起が悪い分かってるよ

だけど俺が目指す歌にこれは入って居ないから

勇気が欲しいけど時間がねぇ

夢追いながら働きたいけど

自然と金がぶっ飛ぶ毎日が

その日暮らしと何も変わらねぇ

分かってるんだよ俺が憧れの人を

目の前にした時に大量の涙が流れたんだ

その理由は明確だった

「夢の力ってすげぇんだな」って

その人の優しさに触れた俺は何も形に出来ないまま

ライブ後に思ったんだ

いつかあの人とライブをするんだ

憧れを憧れで終わらせない為に

今辛くても奮い立たせて動け

俺に実現力はないって分かっても

ガムシャラに突っ走ることは出来た

仇になる時もあったけど

後悔なんかしちゃ居ないさ

だって俺たち今が踏ん張り時だろ?

なぁ?

ポエトリーリーディング

内容(今年の11月の誕生日の次の日にチケットは外れたけどライブ会場には行ったんだよ、そこで目の当たりにした光景が俺がしたかった事と同じでこんなファンが居るなら俺まだ諦めれないってそう思えたんだ、不恰好でなんか不器用な性格な俺はそこで人の暖かさを感じた。)

夢に迎えて貰える日を待ち望んでるのさ

だから…だから一度しか言わない

此処だけの話、諦めないでくれよ

俺って名前は何度でも言うけど

この話は2度と言わないから

「今に見てろよこんちきしょう!」